自由日本党総裁選の結果発表と恋泉新総理の抱負

今年も秋の季節がやってきた。

そして、自由日本党総裁選がやってきた。

そして、今日、その結果が明かされた。

「速報です。本日行われた自由日本党の総裁選は、政権続行を目指した石渡氏が大敗し、旧政権において農水大臣を務め、令和の米騒動を生き延びた恋泉氏が選ばれました。恋泉氏は、某党が掲げる日本人ファースト政策に個人的な賛同の意を示しており、今まで同党が推し進めてきた外国人の入植を食い止めると謳っています。これからの日本はどうなるのでしょうか?ここで、次の速報がセンターに入ってきました。総裁選で選ばれた恋泉新総理大臣は、首相官邸に入り、地下会見室において緊急記者会見を行うとのことです。CMの後、会見の様子をLiveでお届けします。」

渋谷のスクランブル交差点にある大型ビジョンに、恋泉総理大臣の会見映像が多くの視線が集まる中、流れだす。

「日本国民の皆さん、こんにちは。ただ今の自由日本党総裁選によって新総裁に選ばれました、恋泉鯉次郎です。私は全石渡政権において農水大臣として、令和の米騒動を抑え込むことに成功し、無事に生き延び、今この場に立てていることに心から喜んでいます。そして、私はこれから沖縄県に飛び、アピール政策の一つである辺野古基地敷設工事の取りやめを申告してきます。また、純日本産のAI事業を取り仕切り、成功させ、新たな秩序ある社会を築き上げます。どうぞ、ご期待ください。」

会見場が静まり返ると、記者たちの質疑応答が始まる。

「恋泉総理、アピール政策の一つである純日本人を増やす政策についてお聞かせ願います。」

「はい、私のアピール政策の一つである純日本人の増加政策については、まず外国人をできるだけ国外退出させ、外国人勢力による日本の土地の買い占めなどから日本を守るため、小笠原諸島南西1万キロメートルの部分に自衛隊の大型船を使用した土砂埋め立てによる人工島生成計画、通称『子宝島計画』を遂行します。」

総理大臣が返答を終えると、次の質問が飛ぶ。

「恋泉首相、新たな人工島である『子宝島』には、日本最大規模の人間研究施設ができるという噂が流れていますが、その真意はいかほどに?」

「はい、研究施設ができるのは事実です。また、その研究施設には、同時並行で進めるAI事業で作られる日本製AI、通称『Japaniiiジャパニー』を順次搭載していき、やがて島全体の管理をAIに任せ、人手によらない完全な無人管理を目指していきます。」

会見場にざわめきが舞い起こる中、質問が飛ぶ。

「恋泉首相、新たな人工島の管理は、いずれは……AIになるのでしょうか?」

「はい、その通りです。」

また、ざわめく。そして、質問が飛ぶ。

「恋泉首相、新たな人工島に移住する日本人は、その島での生活が無償になり、働かずとも食っていけるとは本当なのでしょうか。また、新たな人工島では税の徴収も一切ないと国民がざわめいています。それについてはどうなのでしょうか?」

「はい、まったくその通りです。だから……何のその……」

突然、首相はもじもじと顔を赤らめる。

「人間の本能……を全解放できるということなのでしょうか?」

「はい、その通りであります!」

総理大臣が思わず大きな声でそう答えると、会見場が大きくどよめき、渋谷の大型ビジョンは次の内容に切り替わった。

そして、自由日本党総裁選がやってきた。

そして、今日、その結果が明かされた。

「速報です。本日行われた自由日本党の総裁選は、政権続行を目指した、石渡氏が、大敗し、旧政権において、農水大臣を務め、令和の米騒動を生き延びた、恋泉氏が、選ばれました。恋泉氏は、某党が掲げる日本人ファースト政策に、個人的な賛同の意を示しており、今まで、同党が推し進めてきた、外国人の入植を食い止めると謳っています。これからの日本はどうなるのでしょうか?ここで、次の速報がセンターに入ってきました。総裁選で選ばれた恋泉新総理大臣は、首相官邸に入り、地下会見室において、緊急記者会見を行うとのことです。CMの後、会見の様子をLiveで、お届けします。」

渋谷のスクランブル交差点にある大型ビジョンに、恋泉総理大臣の会見映像が多くの視線が集まる中、流れだす。

「日本国民の皆さん、こんにちは。ただ今の自由日本党総裁選によって、新総裁に選ばれました、恋泉鯉次郎です。私は、前石渡政権において、農水大臣として、令和の米騒動を抑え込むことに成功し、無事に生き延び、今この場に立てていることに、心から喜んでいます。そして、私は、これから、沖縄県に飛び、アピール政策の一つである、辺野古基地敷設工事の取りやめを申告してきます。また、純日本産のAI事業を取り仕切り、成功させ、新たな秩序ある社会を築き上げます。どうぞ、ご期待ください。」

会見場が静まり返ると、記者たちの質疑応答が始まる。

「恋泉総理、アピール政策の一つである純日本人を増やす政策についてお聞かせ願います。」

「はい、私のアピール政策の一つである、純日本人の増加政策については、まず、外国人をできるだけ国外退出させ、外国人勢力による、日本の土地の買い占めなどから、日本を守るため、硫黄島と沖縄本島の中間地点の部分に、自衛隊の大型船を使用した、土砂埋め立てによる人工島生成計画、通称『子宝島計画』を遂行します。」

総理大臣が、返答を終えると、次の質問が飛ぶ。

「恋泉首相、新たな人工島である、『子宝島』には、日本最大規模の、人間研究施設ができるとうわさが流れていますが、その真意はいかほどに?」

「はい、研究施設ができるのは事実です。また、その研究施設には、同時並行で進めるAI事業で作られる、日本製AI、通称『Japaniii』を順次搭載していき、やがて島全体の管理を、AIに任せ、人手によらない、完全な無人管理を目指していきます。」

会見場に、ざわめきが舞い起こる中、質問が飛ぶ。

「恋泉首相、新たな人工島の管理は、いずれは・・・・AIになるのでしょうか?」

「はい、その通りです。」

また、ざわめく。そして、質問が飛ぶ。

「恋泉首相、新たな人工島に移住する日本人は、その島での生活が無償になり、働かずとも食っていけるとは本当なのでしょうか、また、新たな人工島では、税の徴収も一切ないと国民がざわめいています、そこんところはどうなのでしょうか?」

「はい、まったくをもってしてその通りです。だから…、何のその…」

突然、首相はもじもじと顔を赤らめる。

「人間の本能を全解放できるということなのでしょうか?」

「はい、その通りであります!」

総理大臣が思わず、大きな声でそう答えると、会見場が大きくどよめき、渋谷の大型ビジョンは次の内容に切り替わった。